日本政策金融公庫の面談で必ず聞かれる質問|障害福祉事業の創業融資対策
日本政策金融公庫の面談で必ず聞かれる質問|障害福祉事業の創業融資対策
障害福祉事業の開業では、日本政策金融公庫の創業融資を利用するケースが多くあります。
そして多くの方が不安に感じるのが、
「面談では何を聞かれるのか?」
という点です。
実は、質問の内容はある程度パターン化されています。
この記事では、公庫面談でよく聞かれる質問と、その質問の意図を整理します。
① なぜこの事業を始めようと思ったのですか?
最も基本的で、ほぼ必ず聞かれる質問です。
金融機関はここで次の点を見ています。
- 事業への理解度
- これまでの経験との関係
- 継続する覚悟
「市場が伸びているから」という理由だけでは弱く、
なぜ自分がこの事業をやるのか
を説明できることが重要です。
② なぜこの地域で開業するのですか?
地域選定の理由も必ず確認されます。
金融機関は次の点を見ています。
- 地域ニーズ
- 競合事業所の数
- 立地の妥当性
「需要があると思います」ではなく、
近隣の事業所数や地域状況を把握しているか
が重要になります。
③ 利用者はどのように集めますか?
これは非常に重要な質問です。
制度ビジネスであっても、利用者がいなければ売上は発生しません。
金融機関が確認したいのは、
- 利用者獲得の現実性
- 地域とのつながり
- 営業ルートの理解
例えば次のような説明ができると説得力があります。
- 相談支援事業所との連携
- 学校や関係機関との関係
- 地域ネットワーク
④ 人員は確保できていますか?
障害福祉事業では、人員基準が非常に重要です。
特に次の職種について確認されることが多いです。
- 管理者
- 児童発達支援管理責任者
- サービス管理責任者
「採用予定です」だけでは弱く、
確保の見込みや具体的な人材像
を説明できると評価が上がります。
⑤ 初期の稼働率はどれくらい想定していますか?
金融機関は満員前提の計画を警戒します。
開業直後は利用者が徐々に増えるため、
- 初月
- 3ヶ月後
- 半年後
の稼働率をどう考えているかを確認されます。
ここで現実的な数字を説明できるかどうかが重要です。
⑥ 収支計画の根拠は何ですか?
事業計画書の数字について質問されることがあります。
例えば次のような点です。
- 単価の根拠
- 営業日数
- 利用者数の想定
金融機関は、
数字を理解している経営者かどうか
を見ています。
⑦ 自己資金はどのように貯めましたか?
自己資金の出どころも確認されます。
ここで見られているのは、
- 計画性
- 資金管理能力
- 本気度
急に集めた資金よりも、
継続的に貯めた資金
の方が評価されやすい傾向があります。
⑧ 赤字になった場合どうしますか?
この質問は非常に重要です。
金融機関が見ているのは、
- リスクへの理解
- 資金余力
- 経営判断力
つまり
最悪のケースを想定しているか
が問われています。
金融機関が本当に見ているポイント
質問の内容は様々ですが、
実際に見ているのは次の点です。
- 事業理解
- 数字の理解
- リスク認識
- 経営者としての姿勢
完璧な事業計画である必要はありません。
現実を理解している経営者かどうか
が重要です。
まとめ
日本政策金融公庫の面談は、
試験ではありません。
しかし、
事業を本当に理解しているか
は確実に見られています。
事業計画の数字や前提を整理しておくことで、
面談の印象は大きく変わります。
