名古屋市の障害福祉サービス指定申請「行政書士犬飼和昭事務所」

名古屋市の障害福祉サービス事業の指定申請・更新なら「行政書士犬飼和昭事務所」
【対応地域】愛知県、岐阜県、三重県

052-990-6273

電話受付時間 : 平日9:00~19:00 休業日:土日祝(予約により休日対応可)

メール対応は24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

No Title

障害福祉事業の開業|自己資金はいくらあれば安全か?現実的な基準を解説

「自己資金はいくらあれば大丈夫ですか?」

最も多い質問です。

結論から言います。


“融資が通る金額”と“安全に運営できる金額”は違います。


まず前提:開業に必要な総額

事業形態にもよりますが、

  • 物件取得費
  • 内装工事
  • 備品・車両
  • 人件費立ち上がり分
  • 運転資金

総額で 1,000万〜1,800万円 規模になるケースが多いです。


融資審査上の目安

一般的に金融機関が好む自己資金比率は、


総投資額の20%前後

です。

1,500万円なら300万円程度。

これを下回ると、説明力が必要になります。


しかし「安全圏」は別

融資が通っても、

開業初期は利用者がすぐ埋まるとは限りません。

そのため重要なのは、


最低6ヶ月分の運転資金

を確保できているかどうかです。


安全設計の考え方

例:

  • 月固定費 250万円
  • 初期稼働率 40%想定

この場合、
毎月赤字が発生します。

最低でも
500万〜800万円程度の余力
がないと、
精神的にも資金的にも厳しくなります。


危険なパターン

  • 自己資金100万円未満
  • 親族からの一時借入のみ
  • 全額融資依存
  • 運転資金3ヶ月未満

これらは開業後に苦しくなる典型例です。


名古屋市での傾向

名古屋市は事業所数が増加傾向にあり、

利用者確保に時間がかかるケースもあります。

そのため、


余力多めの設計が安全

と言えます。


結論:安全ラインの目安

  • 自己資金300万円以上(最低ライン)
  • 可能なら500万円以上
  • 運転資金6ヶ月分確保

これは絶対基準ではありません。

事業規模と固定費次第です。


本当に見るべき数字

自己資金額そのものよりも、

  • 最低稼働率
  • 月赤字額
  • 資金が尽きるタイミング

この3点を把握しているかどうか。

ここが経営者の分岐点です。


まとめ

自己資金は
「いくらあれば通るか」ではなく

「いくらあれば崩れないか」

で考えるべきです。

数字を整理してから融資に臨むことで、
開業後の安定が変わります。

Return Top