名古屋市の障害福祉サービス指定申請「行政書士犬飼和昭事務所」

名古屋市の障害福祉サービス事業の指定申請・更新なら「行政書士犬飼和昭事務所」
【対応地域】愛知県、岐阜県、三重県

052-990-6273

電話受付時間 : 平日9:00~19:00 休業日:土日祝(予約により休日対応可)

メール対応は24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

放課後等デイサービスの実地指導・指定更新で最初に見られる本質|形式を整えても落ちる事業所の共通点

放課後等デイサービスの実地指導・指定更新で最初に見られる本質|形式を整えても落ちる事業所の共通点

放課後等デイサービスの実地指導や指定更新において、

  • 書類は一通り揃っている
  • 職員も配置している
  • 子どもへの想いも強い

にもかかわらず、評価が伸びず、是正指導や更新遅延につながる事業所が後を絶ちません。

その原因は、「基準を満たしているか」以前の段階で、
行政が確認している本質的ポイントを外しているからです。

本記事では、放課後等デイサービスについて、

  • 実地指導・指定更新で最初に見られる視点
  • 形式を整えても評価されない理由
  • 行政が内心チェックしている「運営の芯」

を解説します。


結論

  • 放デイの評価は「書類の有無」では決まらない
  • 児発管が機能しているかが最初の関門
  • 個別支援計画と日常支援の一貫性が命
  • 実地指導は「更新審査の予行演習」として見られている

放課後等デイサービスの実地指導・指定更新の位置づけ

まず押さえるべき前提として、

実地指導と指定更新は別物ではありません。

行政側は、

  • 日常運営の確認(=実地指導)
  • 将来も任せられるか(=指定更新)

連続した評価軸で見ています。

つまり、実地指導での印象・評価は、
数年後の指定更新に確実に引き継がれる
という前提で対応しなければなりません。


行政が最初に確認する「3つの本質」

① 管理者・児童発達支援管理責任者は機能しているか

放課後等デイサービスにおいて、
最初に見られる人物は誰か。

それは管理者と児童発達支援管理責任者(児発管)です。

行政が見ているのは、

  • 名前が書いてあるか
  • 資格要件を満たしているか

ではありません。

「この人が現場を把握し、判断しているか」
を見ています。


② 個別支援計画が“運営の軸”になっているか

個別支援計画は、
放課後等デイサービス運営の中心です。

しかし実地指導では、

  • 立派な計画書
  • 実態と乖離した支援

というケースが非常に多く見られます。

行政は、

「この計画は、現場で使われていますか?」

という視点で確認します。


③ 支援・記録・説明が一本でつながっているか

実地指導では、

  • 支援内容
  • 支援記録
  • 口頭説明

整合性が常にチェックされます。

この3点がズレている事業所は、
どんなに書類が整っていても評価は上がりません。


「形式は合格・中身は不合格」になりやすい放デイの特徴

① 書類作成が目的化している

更新や指導の直前だけ、

  • 計画を作り直す
  • 記録をまとめて書く

運営は、ほぼ確実に見抜かれます。


② 児発管が現場から切り離されている

児発管が

  • 会議に出ていない
  • 支援を見ていない

場合、実質的に機能していない
と判断されます。


③ 「子どものため」が説明の中心になっている

これは善意ゆえに多いですが、

制度説明ができない事業所
と評価されるリスクがあります。


実地指導は「減点方式」で行われている

放課後等デイサービスの実地指導は、

加点方式ではなく、減点方式
で進みます。

つまり、

  • 普通に運営できていればプラスにはならない
  • ズレがあると一気に評価が下がる

という構造です。


指定更新を見据えた「日常運営」でやるべきこと

① 個別支援計画を日常会話に落とす

職員が計画内容を
自分の言葉で説明できるか
が重要です。


② 記録は「説明資料」として書く

記録は内部用ではなく、
第三者に説明する資料
という意識で作成します。


③ 児発管の関与を見える化する

会議記録・確認欄・コメントなど、
痕跡を必ず残す
ことが重要です。


実地指導で最初に聞かれる質問と正しい構え方

質問 見られている点
この事業所の支援方針は? 理念と実務の一致
児発管は何をしていますか? 実質的関与
個別支援計画はどう活かしていますか? 形式運用か否か

まとめ|①で押さえるべき最大のポイント

放課後等デイサービスの実地指導・指定更新で
最初に見られるのは、

「この事業所は制度を理解し、継続運営できるか」
という一点です。

書類を揃えることでも、
想いを語ることでもありません。

制度 × 実務 × 説明
が一本でつながっているか。

これが、①で押さえるべき本質です。

次の記事では、
「② 指定更新で落ちる放課後等デイの共通点」
を、さらに踏み込んで解説します。

Return Top