名古屋市の障害福祉サービス指定申請「行政書士犬飼和昭事務所」

名古屋市の障害福祉サービス事業の指定申請・更新なら「行政書士犬飼和昭事務所」
【対応地域】愛知県、岐阜県、三重県

052-990-6273

電話受付時間 : 平日9:00~19:00 休業日:土日祝(予約により休日対応可)

メール対応は24時間受け付けております。

お問い合わせはこちら

実地指導で必ず見られるチェックリスト|就労支援事業所向け②

実地指導で必ず見られるチェックリスト|就労支援事業所向け②

指定更新で落ちる事業所の共通点|就労支援事業所は「更新」が本当の関門

就労継続支援A型・B型事業所を運営していると、
多くの方がこう考えがちです。

「指定申請さえ通れば、あとは運営するだけ」

しかし、行政書士として断言できるのは、

本当に厳しいのは「指定更新」

です。

実際、更新時に条件付き更新・是正指導・最悪の場合は更新不可
となる事業所は決して少なくありません。


要点

  • 指定更新は「3年間の運営実績」を見られる
  • 申請書類より「日常運営の積み重ね」が重要
  • 実地指導での指摘は更新に直結する
  • 落ちる事業所には明確な共通点がある

指定更新とは何か?(制度の前提整理)

指定更新とは、原則6年ごとに行われる
「指定を継続してよいか」の審査です。

更新では次の点が総合的に確認されます。

  • 人員基準・設備基準を継続して満たしているか
  • 運営基準違反がないか
  • 過去の実地指導での是正状況
  • 記録・書類の整合性

指定申請時の「計画」ではなく、実績が問われる点が最大の違いです。


【共通点①】人員基準を「ギリギリ」で回している

更新で最も多い致命的パターンがこれです。

よくある状態

  • 欠勤が出ると基準割れ
  • 兼務職員の整理が曖昧
  • 勤務表と実態がズレている

指定申請時は「予定」で通っていても、
更新では過去数年分の勤務実績を見られます。

一時的な基準割れでも、繰り返しであればアウトです。


【共通点②】個別支援計画が「形骸化」している

更新で確実にチェックされるのが個別支援計画です。

行政が見ているポイント

  • 全利用者分があるか
  • 定期的に見直されている
  • 支援記録と内容が一致しているか

よくあるのが、

「計画はあるが、日報と全く連動していない」

この状態は更新リスクが非常に高いです。


【共通点③】実地指導の「是正」が終わっていない

過去に実地指導を受けた事業所は要注意です。

行政は更新時に必ず次を確認します。

  • 是正報告書を提出したか
  • 実際に改善されているか
  • 再発防止策があるか

書類だけ整えて現場が変わっていない場合、
更新時に一気に評価が下がります。


【共通点④】加算の算定根拠を説明できない

加算は収益の柱ですが、更新では最大のリスク要因にもなります。

危険な兆候

  • 「前任者がやっていた」
  • 要件を正確に説明できない
  • 記録が不足している

この状態で更新を迎えると、
返還+更新不可という最悪のケースもあります


【共通点⑤】運営規程・重要事項説明書が古い

更新時には、書類の最新版かどうかも確認されます。

  • 報酬改定前の内容のまま
  • 実際の運営と不一致
  • 変更届未提出

「内容は変えていないつもり」が、
実は違反状態になっていることも珍しくありません。


【更新前セルフチェック】YES/NO 10問

  • 人員基準を常に満たしている → YES / NO
  • 勤務表と実態が一致している → YES / NO
  • 個別支援計画は定期更新している → YES / NO
  • 日報に具体性がある → YES / NO
  • 加算要件を説明できる → YES / NO
  • 是正指導は完了している → YES / NO
  • 書類の保存期間を守っている → YES / NO
  • 管理者が運営を把握している → YES / NO
  • 更新時期を把握している → YES / NO
  • 第三者チェックを受けている → YES / NO

NOが3つ以上ある場合、更新リスクは高いと考えてください。


更新で失敗しないための実務対策

  • 更新の1年前から準備開始
  • 実地指導目線で自己点検
  • 是正履歴を整理
  • 専門家による事前チェック

まとめ|更新は「運営の総決算」

指定更新は単なる手続きではありません

これまでの運営が適正だったかを問われる総決算です。

次の記事では、実地指導当日の流れと指摘後の正しい対応
具体的に解説します。

Return Top