【初心者向け】放課後等デイサービスとは?対象児童・支援内容・1日の流れまでやさしく解説
【初心者向け】放課後等デイサービスとは?対象児童・支援内容・1日の流れまでやさしく解説
「放課後等デイサービス(放デイ)ってどんなサービス?」
「うちの子は利用できる?」
「児童発達支援との違いがわからない」
という保護者の方や、福祉業界に入りたての方から多くのご相談をいただきます。
この記事では、放課後等デイサービスの基本から、支援内容、1日の流れ、利用までのステップをわかりやすくまとめました。
まず全体像を理解したい初心者の方にぴったりです。
1. 放課後等デイサービスとは?
放課後等デイサービス(通称:放デイ)とは、6歳〜18歳の障害のある児童に対して、
放課後や学校休業日に療育・生活訓練の支援を行う福祉サービスです。
学校での学びと家庭生活の「中間」に位置し、子どもが自立に向けて必要な力を育む役割を持っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象年齢 | 小学生〜高校生(6〜18歳) |
| 主な目的 | 自立支援・生活訓練・社会性の向上 |
| サービス時間 | 放課後・土日・長期休暇 |
| 利用者負担 | 原則1割(上限額あり) |
2. どんな子どもが利用できるの?対象児童
放デイは、以下のような支援が必要と認められる子どもが利用できます。
- 発達障害(ASD・ADHD・LD等)
- 知的障害
- 身体障害
- 医療的ケア児(吸引・注入など)
- 学校で集団生活に不安がある
- コミュニケーションが苦手
- 生活スキル(片付け、身支度など)が弱い
「障害者手帳がないと利用できない?」という質問をよくいただきますが、
手帳がなくても市町村の審査(受給者証交付)で必要性が認められれば利用できます。
3. 放課後等デイサービスの主な支援内容
放デイでは、事業所ごとに特色を持ちながら、以下のような支援が行われます。
① 個別支援(療育)
- コミュニケーション練習
- 視覚支援(スケジュール・やることボード)
- 学習のつまずきへのサポート
② 集団活動
- グループワーク
- ゲーム・遊びの中でのルール理解
- 社会性の向上
③ 生活スキルの習得
- 身だしなみ・片付け
- 金銭管理の基礎
- 買い物学習
④ 相談支援(保護者支援)
- 家庭でのかかわり方のアドバイス
- 学校・医療との連携
事業所の支援方針によって、学習特化型、運動療育型、ソーシャルスキルトレーニング型(SST)など、多様なタイプに分かれます。
4. 放課後等デイサービスの1日の流れ
一般的な放デイの例を紹介します。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 15:00 | 学校へ迎え・来所 |
| 15:30 | 宿題の取り組み・個別支援 |
| 16:00 | 集団活動(運動・SSTなど) |
| 17:00 | 帰りの会 |
| 17:30 | 自宅へ送迎 |
長期休暇は10:00〜16:00など長い時間の利用もあります。
5. 放デイを利用するまでの流れ
① 事業所探し・見学
地域で複数の事業所を比較することが重要です。
② 受給者証の申請(市町村の窓口)
- 申請
- 調査
- 支給決定
③ 契約・個別支援計画の作成
利用者・保護者のニーズを聞き取り、
児童発達支援管理責任者(児発管)が計画を作ります。
④ 利用開始
6. どの放デイを選べばいい?失敗しないポイント
① 職員配置と資格
- 児発管が常勤か
- 保育士・児童指導員の人数
- 経験年数
② 支援内容がわかりやすいか
「何を」「どのように」「どんな根拠で」行うかが説明されるか確認しましょう。
③ 送迎の安全性
安全管理のマニュアルの有無が重要です。
④ 事業所の雰囲気
子どもが落ち着いて過ごせる環境かどうかが大切です。
7. 利用者負担と料金
放デイの利用負担は、
原則1割負担(所得に応じて月額上限あり)です。
| 世帯区分 | 月額上限額 |
|---|---|
| 非課税世帯 | 0円 |
| 一般世帯(年収約890万円まで) | 4,600円 |
| 上位所得世帯 | 37,200円 |
送迎や加算によって実際の単価は変わりますが、
家庭の負担上限があるため安心して利用できます。
まとめ
放課後等デイサービスは、子どもの成長をサポートする大切な福祉サービスです。
まずは「複数の事業所を見学する」ことから始めると、自分の子どもに合う放デイを見つけやすくなります。

